福島県浪江町幾世橋小学校では
東日本大震災の影響で3月下旬に卒業式を
行う事が出来なかった卒業生29人の為に
7月30日、幾世橋小学校とPTAが協力して
町役場が移転している二本松市内で
卒業式が開かれたそうです。
福島県浪江町幾世橋小学校は福島第1原発の
北約8キロに位置するところにあるんですよね。
卒業式当日には東北から九州まで全国各地に
分散している卒業生や教職員、保護者など
100人が集まって卒業式が開かれたそうですよ。
通常とは違う特別な卒業式に皆、いろいろな思いが
込み上げて感無量だったことでしょう。
卒業式後の祝賀会では卒業生一人一人が
手縫いで縫った雑巾が学校への記念品の一つとして、
贈られたそうです。
その雑巾は担任の横田先生が家庭科の授業で
「後輩に美しい学びやを守ってもらおう」と
発案しみんなに呼びかけて一度は仕上がったそうですが
学区が警戒区域内に入ってしまい、作った雑巾を
校舎から持ち出せなくなってしまった為に
PTAが呼び掛けて再度作り直したものだそうです。
その雑巾を作ったある生徒は
「ふつうの雑巾だけど幾世橋小のことを
忘れないように後輩が使ってくれたら
うれしいです」と話していたらしい。
卒業記念品といえば貰う方ばかり考えていたけれど
卒業生が母校を思いやるそんな贈り物も
あったんですね。
それが震災で辛い思いや苦しい思いをした生徒たちの
暖かい心だと思うとなんだか胸にじーんときて
しまいました。
もうこんな災害は2度と起きて欲しくないですね。

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